profile
足部マスター セラピスト (整体)
・IHTA 認定 整体師
メディカル トレーナー
リラクゼーション セラピスト
・日本フットケアポディスト協会 認定
フットケアポディスト
・エステティシャン
フェイシャルトリートメント
・IHTA認定 アロマボディセラピスト
・JHHA認定 ヒーリングヘッドセラピスト
・NCA認定 コンディショニングインストラクター
・足助式医療體操 認定 登録指導講師
・動作術研究員
History & Philosophy
横浜の矯正治療専門の歯科医院で受付
/併設のリラクゼーションサロンのセラピスト(整体師、エステティシャン)をしています。
エステティシャン歴は13年以上で前職は美容機器・化粧品の営業インストラクターをしていました。
当初、通院の楽しみのための施設だった歯科医院併設のリラクゼーションサロンを、
姿勢や呼吸の改善を目指すコースや過緊張癖などによる筋緊張をほぐすコースなどを提供することで
矯正治療と連携して運営していくことを目標に、
仕事をしながら整体の専門学校[YMCメディカルトレーナーズスクール]へ2年間通い、
2015年に国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)の整体師の資格と日本コンディショニング協会
(NCA)のコンディショニングインストラクターの資格を取得しました。
サロンコンセプトを改め、「健康・美・笑顔」のためのサポート施設としての整体施術や機械による
トリートメントコースの提供、矯正治療の一環として姿勢指導プログラムに携わっています。
このように書くと、仕事のために資格を取得したような流れですが、エステティシャンになる前から
15年以上…忘れたつもりでも消せなかった整体師への憧れがありました。
何をやっても中途半端だった人生でしたが、やっと人生を賭けて取り組んでいきたい、
心から好きなことに出会えたという実感を持っています。
施術のモットーは
①施術を受けている最中の
「ここちよさ」
②施術を受けた後の身体の
「ここちよさ」
です。
施術をしていて、患者さんのコリや不調の大きな原因となる‘無意識の緊張’は
自己肯定感の欠如からきている、と感じる症例が多くあります。
施術を受けて
自分の身体が持つ、本来の心地よいニュートラルな状態を取り戻すことで、
‘自分の身体の変化の伸びしろ’を感じてもらい
その結果、自己肯定感が上がる体験を提供したい...
というイメージを持ちながら、施術させていただいてます。
自分の身体を「あきらめない」…
自分の身体に可能性を信じて、動かしてみる、愛でる…
自分の身体に興味・関心が生まれると
少し自分が好きになる、そんなイメージです。
整体セッションを通じてお伝えしていることは、身体本来の自然なあり方に向かうアプローチです。
頭・足・手の末端に時間をかけ、可動制限のある関節の動きを取り戻すことで、連動している筋肉の筋緊張、拘縮(コリ)を解放していきます。
呼吸の誘導や、顎の関節や頭蓋骨の縫合、
足関節や手関節をゆるめることにより、
首の痛みが軽減することも多いです。
無意識の筋緊張から歯をくいしばる「咬みしめ」は気づいていない方が多く、
咬みしめ癖から首や肩のコリに悩まされたり、エラが張ってきたり、
ある日突然、口が開かなくなる顎関節症に至ることもあります。
顎周りの咀嚼筋と呼ばれる筋肉の触診歴は前職からなので、少なくとも10年以上になります。
多くの方の咀嚼筋(主に咬筋と外側翼突筋)を触ってきた経験から、
指一本で触れるだけで、顎周りをほぐすことが出来るようになりました。
顔のお肌は全身を写す鏡のようなものです。
フェイシャルは、表情筋と咀嚼筋、リンパ、血流の流れ、呼吸、全身の影響をトータルで診ながら行っています。
心の有り様が身体へ影響している、
つまり『考え方の癖』によって身体が影響を受け、かたくなり、
不調が生じているということを感じたことがきっかけで、精神科医の名越康文先生の
「名越式性格分類ゼミ」や「心理学講座」へ参加させていただくようになり、
心と身体の影響について学んでいます。
調べていくうちに気づいたのですが、私が大学時代に整体への憧れを持ちながら、
整体の祖と呼ばれる野口整体の創始者、野口晴哉先生の著作を夢中になって読んでいたことと、
名越康文先生のルーツに野口整体との出逢いがあったことが共鳴して、名越康文先生の講座へ
自然と導かれるように参加したのだと思います。
名越康文先生が推奨されている「足助式医療體操(あすけたいそう)」という
足首を回してエネルギーを練り、全身を整える体操に出逢い、
2016年より足助式医療體操の講座のお手伝いをさせていただくようになりました。
(大阪で開催される講師育成講習会へ通い
2018年に講師の資格を取得。
現在、登録指導講師として活動しています)
足助式医療體操と出逢った時期と
私の足首周りの調整の施術【足裏アーチ矯正】が誕生した時期がちょうど重なり、
「足」の研究をすることが私の使命だと感じるようになりました。
2016年〜17年に フットケアの第一人者と言われている柔道整復師 笠原巌(いわお)先生のフットケアの専門家を養成するスクールに通い
重力とのバランスから診た、足と全身の健康への関係について学びました。
実は、高校3年生の頃、首の痛みに悩まされ、朝起きられなくなり、
高校へ不登校がちになっていたことがあります。
病院へ行ったところ、「自律神経失調症」だと言われました。
進むべき道も見失い、まだ高校生にも関わらず白髪が増えてしまいました。
高校は、補講とレポート提出をしてなんとか卒業することが出来た記憶があります。
笠原巌先生のお話を聞いて、その頃の私の不調は、運動不足による足の発達不良で
指が踏ん張れていない「浮き指」という状態だったことが原因だったのだと
20年の時を経て気づくことになりました。
20年も前からずっと悩まされていた首のコリからくる不調の原因の解を見つけ、
私がなぜセラピストへ導かれ足の研究をするに至ったかという理由に気づいた夜、
一人で泣きました。
それは、これから進むべき道…使命をかみしめた嬉しい涙でした。
不定愁訴と呼ばれる原因がはっきりしない不調は、
「身体のゆがみ」の連鎖から生じていることが多くあります。
施術を通じて、高校時代の私のような不調に悩む方を笑顔にするお手伝いが出来たらと思います。
私自身、運動が大嫌いで、30歳になるまでほとんど身体を動かすことはありませんでした。
30歳を過ぎて、ウォーキングを習慣にしたことをきっかけに、運動の素晴らしさに目覚め、
2014年〜約2年間、パーソナルトレーナーについていただき身体の正しい使い方の基礎を学びました。
2018年より動作術を主宰されている中島章夫先生に師事し、楽な動作と足の機能回復のワークを学ばせていただいていることを軸に、機能的な全身の連動性を持った動きの大切さを実感しています。
これからの日本が目指す『健康長寿社会』づくりのために、
整体の施術や簡単に出来るセルフケアの体操を通じて、
自分の身体を感じること
【モニタリング】【内観】
「一生自分で歩ける身体」でいるためにも
動きやすい楽な姿勢、動きやすい楽な身体の使い方
を伝えていきたいです。
運動を30歳までしたことがなかった私が、
体操指導の講師が出来るようになるなんて…
人生には想像もしないことが可能になるのだと感じています。
ー 本質的なデザインは
機能と形態の美しさが共存する ー
しなやかな動きと美しさが共存する
身体が持つ、本来のここちよさを
取り戻すことを目指して
活動しています。
2017年1月.
(2020年7月加筆修正)